海外ホテルでのトラブル!予約されていなかった時の対処法!

海外旅行でホテルに着き、受付をすると「予約がありません」と言われて宿泊ができなかった。

こんなトラブルに巻き込まれるケースは少なくありません。

 

「事前にしっかりと予約したはずなのに…!」と思いつつも、原因に合わせた適切な対処法を知っていなければ、泣き寝入りせざる得ない状況に追い込まれてしまいます。

 

今回は、今まさにこうしたトラブルに巻き込まれている人や、これから初めて海外旅行へ行く人のために、海外でホテルの予約がされていなかった場合の対処法をご紹介します。

 

実際にあった!?恐ろしいホテル予約トラブル事例!

楽しみにしていた海外旅行。

ようやくホテルに到着し、受付を行うと一言。

 

「お客様の予約がございません」

 

慣れない海外でのトラブルということもあり、頭が真っ白になりますよね?

 

実は、こうしたトラブルは頻発しています。

 

 

https://twitter.com/takenoko100bai/status/1200680718763905024?s=20

 

https://twitter.com/noenoe28/status/1199570567151513602?s=20

 

ホテルが予約されていない原因!

なぜ予約したはずのホテルが、実際には予約されていないというトラブルが発生するのでしょうか?

ホテルが予約されていないトラブルの原因は、大きく分けて下記の2つがあります。

 

オーバーブッキング

ホテルは基本的に、部屋数よりも多い数の予約を受けます。

というのも、ホテルの予約状況は利用者の変更・キャンセル等により変動するため、ある程度のキャンセルを見越して予約を取るためです。

ホテル側は出来る限り満室状態にするため、過去のデータや経験に基づき、キャンセル数を予測しますが、この予測が外れた際に“オーバーブッキング”が発生します。

 

オーバーブッキングに関して言えば、世界一般的にホテル側の免責事項となります。

そのため、感情的になってホテル側を責めても一切プラスにならず、むしろ印象が悪いと交渉の時に不利になることもあります。

 

苛々とした気持ちを切り替え、理性的に交渉しましょう。

 

予約サイト⇄ホテルの連絡ミス

近年では、Booking.comやエクスペディア、Agoda等のオンラインのホテル予約サイトが普及し、誰でも簡単に海外のホテルを予約することができるようになりました。

予約サイトにより、利用者は自身の目的に合ったホテルを探せるようになりましたが、一方で予約サイト⇄ホテル間での連絡ミスにより、“予約したはずのホテルが予約されていない”というトラブルも発生するようになりました。

 

この場合、利用者に非はなく、あくまで予約サイト/ホテル側の責任となります。

すでに支払いが完了している場合には、予約サイトへ返金の要求をすることができるので、適切に対応しましょう。

 

トラブルに巻き込まれないためには?

こうしたトラブルは、ポイントを抑えておくことで事前に回避できる確率がグンっと上がります。

海外旅行の経験が少なく、ホテル予約に少し不安を覚えるという方は是非参考にしてみてください。

 

オーバーブッキングを事前に回避する方法!

オーバーブッキングを事前に回避する方法は、早めにチェックインすることです。

オーバーブッキングは、ホテルが予測していた数のキャンセルが発生せず、予約数に対して部屋数が足らなくなるために起こります。

そのため、オーバーブッキングが発生した場合に被害に遭うのは、最後の方にチェックインする人になります。

 

チャックインが遅くなってしまったり、時間を過ぎてしまったりすると、トラブルに巻き込まれるリスクが高まるので気をつけましょう。

 

もしもチェックインが遅くなりそうな場合は、事前に電話で連絡を入れておきましょう。

海外で電話が難しい場合は、ホテル/予約サイトのHPにある問い合わせフォーム/メールで一報を入れるようにしましょう。

 

また、オーバーブッキングになってしまった際には、ホテル側から上客に見られた方が、交渉が上手くいくケースがあります。

そのため、出来る限りしっかりした服装をして、ホテルに向かうと良いでしょう。

 

予約サイトでのトラブルを回避する方法!

予約サイト⇄ホテル間のコミュニケーションがうまく行っておらず、予約サイトから確認書が届いたにも関わらず、実際には予約されていたなかったと言うケースも頻発しています。

予約サイトで予約が完了したと安心するのではなく、事前にホテルにも予約完了したかどうか確認の連絡を入れておきましょう

 

予約サイトを利用することで、安い料金で希望の宿泊ホテルが見つかる利点もありますが、トラブルが多いこと事実です。

どうしても泊まりたいホテルならば尚更、事前に確認しておくようにしましょう。

 

今すぐ解決!原因別のトラブル対処方法!

オーバーブッキングの場合

手順1. 落ち着いてホテルの説明を聞く

オーバーブッキングが発生した場合は、焦らずホテル側の説明をしっかりと聞きましょう

基本的にホテルはオーバーブッキングなると、周辺の同等ランクのホテルか、ランクの高い部屋を用意してくれます。(リロケーション)

そのため、「泊まる場所がなくなった!」とパニックになる必要はありません。

 

ここで重要なのは、ホテルの説明をしっかりと確認することです。

英語が苦手な方にとっては苦しい時間が続きますが、ちゃんと理解できるまで確認することで、次の交渉に活かすことができます。

 

確認すべきことは3つ。怒らず、冷静に確認しましょう。

(1) オーバーブックが起きた原因・状況
(2) ランクが上の部屋も空きがないのか?
(3) 残室がない場合、リロケーションできるホテルはあるか?

 

手順2. 交渉を行う

上記3点を確認できれば、次に交渉を行います。

交渉する内容は、“変更に伴う宿泊費の差額・交通費・通信費が発生しないか?”です。

本来であれば掛からなかったはずの費用ですので、+αで費用が発生しないよう交渉しましょう。

 

交渉するポイントは、冷静に、しかし、毅然とした態度で言うべきことはしっかりと言うことです。

交渉と聞くと、“強気でガンガン攻める”というイメージがありますが、実はこれは逆効果です。

相手も人間ですので、強い口調で交渉にのぞむと、反射的に敵対心が沸いてします。

 

そのため、決して偉そうに相手を責めるのではなく、あくまで冷静に、淡々と話合いましょう。

そうすることで、お互いの妥協点を見つけることができ、より良い解決策が見つかります。

 

とは言っても、日本ほどサービスが良い国は少ないため、稀にとんでもなく失礼な態度を取ってくる人もいます。

そうした人に対しては、一切妥協せず、徹底的に自分の利益を獲得しましょう…!

 

オーバーブッキングではない場合

手順1. 予約の氏名に誤りがないか確認

ホテルで予約がない場合に多いのが、予約した氏名に誤りがあるケースです。

姓と名が逆になって登録されていないか、むた、スペルに誤りがないか再度確認してもらいましょう。

 

多くのケースが氏名の誤入力が原因です。

パスポートと予約票をホテルのフロントに見せ、再度確認しましょう。

 

手順2. 予約サイトへ連絡する

氏名の誤入力が原因ではない場合、ホテル予約サイト⇄ホテルの間での連絡ミスが原因として考えられます。

 

予約した予約サイトへ連絡し、予約サイトのスタッフから直接、ホテル側へ連絡するように依頼しましょう。

もしも、海外で携帯電話が使用できない場合は、ホテルのフロントから予約サイトへ電話してもらうよう依頼しましょう。

 

手順3. 不泊証明書を入手する

到着が深夜の時や予約サイトと連絡がつかない時は、別の部屋を用意してもらうか、別のホテルを予約する必要があります。

 

予約サイト側に責任があり、かつ、宿泊費の支払いを前払いで既に済ませてしまっている場合には、ホテルへ宿泊しなかったことを証明する「不泊証明書」をホテル側に発行してもらいましょう。

不泊証明書はホテルのフロントに依頼すれば、発行してもらえます。

後日、予約サイトに返金交渉をするために必要な書類となるので必ず入手しておきましょう。

 

万が一、ホテルが満室で、他のホテルを探さなければならない場合は、Booking.comから検索することをオススメします。

周辺の駅名や住所を入力すれば、簡単にホテルを検索&予約することができるので、非常にオススメです。

たいていのホテルは、事情を説明すればWi-fiの利用を許可してくれるため、焦らず探しましょう。

 

そうは言っても、実際に海外でトラブルが起きると、どうしても気持ちが焦ってしまいますよね?

これから海外旅行へ行く方は、事前にBooking.comのアプリを登録しておくと心強いです。

 

トラブルが起きてもWi-fiさえあれば、すぐに利用できる予約サイトなので、ぜひ利用してみてください!